教育監査の
コラム


VOL.100 2015/09/19

「なんでやってくれないの?」

「なんで私の気持ちを分かってくれないの?」

こんな風に私たちは、相手に対して不満を持つことがあります。

そして、相手に対して怒りをぶつけることで、自分の不満を分かってもらおうとする。


でも、それで問題が解決することっていうのはなかなかないんじゃないかなぁ。


逆に私たちは、不満をよく言う人に対して抵抗を感じる事も事実。

「あの人っていつも他人の悪口ばっかり言ってるから嫌だ」

でも、そう思っている自分もその人に対して不満を持っているからそう思うんじゃないかな。


ということは、「不満を表に出すか出さないかだけの問題で、誰でも不満を心に抱えている」ってことなんですよね。


「あの人が悪い」「会社が悪い」「社会が悪い」

こんな風に、相手や会社、社会などに対して不満を感じたら、


ホント??

と問い直してみてください。


それは、「自分の中の満たされない気持ちを外に対して発散している」だけかもしれません。

ということは、「本当はもっとこうしたいのに」っていう気持ちが背景に隠れている。



不満は「もっとこうありたい」という「自分自身の成長のエネルギー」なんですね。

だから、時には不満をありのままに言う事も良いかもしれません。

ただ、言っただけで終わってしまうのではなく、それを「飛躍のチャンス」だと思いましょう。

せっかく「不満」というガソリンを入れたのですから、前に進みましょう(*^_^*)!!

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