教育監査の
コラム


VOL.097 2015/09/16

「挑戦する」ということ。

なんかかっこいいですよね!!

例えば、英語に挑戦する、あるいは会社で、今まで誰もやらなかったことに取り組む。

そんな時、ワクワクして充実感を味わいますよね。

でも、それが長続きしない事も多い。

最初は本気だったのに、すぐ熱が冷めてしまう人も少なくないのではないでしょうか?

これって、一体何が問題なのでしょうか??


恐らくその背景には「失敗を恐れる」という気持ちがあるんじゃないでしょうか。

そりゃ、何もしなければ失敗する事はありません。

何かに挑戦しようとするということは、未知の世界に足を踏み入れるということ。

知らない世界に入り込んだら、自分がどうなるか分からないという不安がつきまとう。


でも、お化け屋敷は怖いけれども、出口があると分かっている安心感が前提にあるように、世の中の仕組み、自分の生きる社会がある程度できていれば、挑戦した時に出口は結構あるような気がします。

よっぽどバカな事をしない限りは。

なので、失敗を恐れる気持ちというものは、実際よりも自分の心の中で恐怖感を勝手に作っているだけのような気がします。


でも、「失敗が当たり前」と思えたらどうでしょうか?

私達は幼いころ、学校の勉強で間違うこと、分からないことはいけないことだと教えられてきたような気がします。

例えば、テストの点が良ければ、「優秀な生徒」だと、自分も周りの人間も思い込む。そして自信をもってくる。

逆に、できなければ自信を失う。


学校の勉強は「正解」がハッキリしている。

でも、今の世の中に「正解」は初めからあるのかなぁ?

暗中模索の中で、手探りをして前へ進もうとするのだから、失敗なんてつきものなんです。

世の中わからないことだらけ。

1つ1つの常識を疑ってみること。

先に書いたことのように、「分からないことはいけないこと」のように思い込んでいることもあると思うけど、実際は「分からないことだらけ」なんです。


そう思うと、「分からない事」が快感になってきませんか?

分からないことを見つけることの快感。

その繰り返しの中で、自分自身にとっての真実を発見していく。

まるで手さぐりで宝物を探すような気持ち。

そういう生き方をしていくと、いつまでも前向きに生きていけると思いませんか?

いつも、毎日、挑戦し続けていきましょう!

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