教育監査の
コラム


VOL.083 2015/09/02

知人の映像配給会社のプロデューサーさんが、以前こんなことを言っていました。

映画の真髄を学ぶためには、多種多様な映画をたくさん見るよりも、名作を繰り返し見るほうがいい。

ただ、名作を見分けられるようになるためには、まずは、多くの映画を知らないといけない。


ファッションも、持ち物も、趣味も、交友関係も、何がいいか分からないうちは、幅広い経験を積めばいい。

そして、モノや人や自分を見極める目を磨けばいい。

でも、経験を横に広げた後にやるべきなのは、そこから自分に必要なものを選びとり、それを深く理解することです。

人間の深みというのは、実際、ここから来るもののように思います。

誰かがこんなことを言っていました。

「経験豊富」とは「不要な経験をしなくなること」

決して、新しい経験は不要という意味ではありません。

大事なものの見極めが、できるようになるということです。


経験の広さから学べるものと、経験の深さから学べるものは違う。



いい経験をたくさん重ねていきましょう(*^^*)!


自分のやりたいこと、自分のためになることを一生懸命やる。

その結果、普通に休める人より、ずっと濃厚なオフ時間を過ごす。

そしてそこで、新たな出会いもある。

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