教育監査の
コラム


VOL.081 2015/08/31

ある年の夏、女子アナウンサーさんが浴衣を着てTVに出ていた。

その姿があまりに可愛かったので
私も浴衣を着よう!と思い立った。

早速呉服屋さんへ。

そこには、素敵な浴衣がたくさんあった。

でも・・・私はちょっと躊躇した。

いいやつ買おうと思うと、やっぱり高いのだ。

その時、すでに8月も終わりかけ。恐らくあと1回しか着る機会はないしな・・・。

それはコスト効率が悪すぎると思い、私は浴衣購入を来年に延期することにした。


そして翌年。

去年買えなかったこともあり、浴衣への思いはますます高まっていた。

前年行った呉服屋さんに行く予定だったが、旅行に行く予定もしており、私は浴衣購入を来年に延期することにした。


そして、そんなことを何年か続けた。

毎年、色々な言い訳を見つけて。


そんなある日、強制的に浴衣を着ないといけない集まりがあった。

レンタルの見本を見せられ、好きなのを選んでください、と言われた。

そこには、素敵な浴衣がたくさんあってびっくりした。

結局、20分で申込みが完了した。


こうして私の長年の夢は、20分と数千円で叶ってしまった。


夢とは、案外こんなものなんじゃないかと思う。

勝手にハードルを上げていたり、何だかんだやらない理由を見つけ、先延ばししていたり。


夢とは「やらないで置いてあるもの」のことかもしれない。

叶える行動さえすれば、それは現実のものになると思う。


8月も今日で終わり。
笑顔で終われるといいですね(*^^*)!!

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