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教育監査の
コラム
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VOL.078 2015/08/28
知り合いに、とある男性がいます。
元々、ある会社のエライ人だったのですが、40代を半ばにして、全く違う業界に転職をしました。
転職した業界は、それまでやっていた仕事とは全く違い、顧客とのお付き合いがとても大事な業界。
その1つが「ゴルフ」でした。
彼は、40代半ばにして、初めてゴルフを開始しました。
週2回ゴルフスクールで猛特訓。週末は、できるだけゴルフ場で実際にプレイする。
プレイ中、上手に前に進めない彼は、それだけでもすごいプレッシャーだったはず。
さらにゴルフって、マナーがたくさんあるのだそうだ。
例えば、自分の影が、他人がボールを打つところにかかっていないか、とか。。
初心者が、マナーを完璧にプレイするのは難しい。
だから彼は、周りの人たちから、色々言われる。
「すいません、ちょっとどいてもらえます?」
「あ、そこ踏まないでもらえます?」
それなりの地位の男が、「どけ」って・・・ねぇ・・・笑
でも彼は、一生懸命頑張って、なんと1年後にスコアを80切ったそうだ。(多分すごいらしい)
この後、ゴルフに限らずですが、ほんとうに色んな事を学んで、どんどん吸収していった。
30歳を過ぎたら、能力とは「学ぶ力」のことだと思います。
若い時は、誰でも学ぶ。
でも、ある時から、急激に学ぶ力を失くしていく。
それまで蓄積したもので、ある程度生きていきるようになるから。
そんな中で「学び続けられる人間」
学ぼうという意思と、「初心者になれる器」があるってことだと思う。
そして、そういう人が、40歳、50歳になった時、大きな差を出してる人間になっているんじゃないかなぁ。
と、私は思ったりします。