教育監査の
コラム


VOL.019 2015/06/30

おはようございます!


私がまだアルバイトだった頃の話。

当初はまだ、タイムカードさえなく、出勤した日はA4の紙に、自分の出退勤を手書きで書いていました。いわば自己申告みたいなものです。

二店舗目ができ、ようやくタイムカードなるものが導入されました。

その頃からです。

社長は、勤務が終わった私達に、うるさいほど言われるようになりました。

「タイムカード押した?」

その頃のスタッフは皆、自分の勤務開始時間の1時間前ほどには出勤をし、タイムカードを押すことなくなんやかんやと仕事をし、そのなんやかんやしている時間のお給料のことなど考えもせず、むしろ、それが当たり前のように仕事をし、自分勤務時間になるとタイムカードを押していました。

今考えてみると皆、「やらされている感」など微塵もなく、多分、強い責任感と、何より「楽しんで」やっていたからこそ、「時間がどう」とか気にならなかったんですよね。

けれど社長から、やたらと「時間」について言われるようになってから、考えるようになりました。

「遅く丁寧に」は誰にでもできる。
求められているのは、「早く丁寧に」だと。


平等に与えられているその1時間を、どういう風に効率よく使い、いかに早く、そして丁寧な仕事をするかは自分次第。

遅いけど丁寧。
早いけど雑。
どちらも何かしらのロスがでる。

遅く丁寧にやっていても、時間は有効活用されていない。

社長は決して、人件費だけの事を言っていたんじゃないんです。

私達に、その1時間、その15分、その1分の間に、いかに効率よく、時間内に仕事を終わらすことができるかを、社長はとことんまで教えてくれました。

いついつまでにできるか?
何時までに終わらせられるか?
何時までに終わらせるんだぞ。


私はいつも「できません」とは言いません。

その代わり、「できる方法はないか」と考えます。

何ができないと思う原因なんだろうか。その原因は排除できない事なのか。勝手に自分が思い込んでいる事じゃないのか。

その原因を無視したら、どんな風に出来るのだろう。

できない原因を考えるのではなく、できる方法を考えよう。

できるとしたら、どうするのかを!


とはいえ、私も人間です。
できない時はできない!

でも、できる方法を、いつも探しています。


時間を有効に!!効率よく!!
と教えていただけた事に、私は感謝しています。

6月も今日で終わりですね。
最後まで粘っていきましょう!(*^^*)!

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