教育監査の
コラム


VOL.018 2015/06/29

おはようございます!

毎月各店では、100円ドリンクを行っていますよね。

それは一体何のために?


集客のため。そうですよね。
還元のため。そうですよね。

では皆さんは、その月の、地域で行われるイベントや、学校の行事、去年のその日の売上などの
全てを確認し、全てを読んで、よし!この日に100ドリをしよう!って決めていますか?

私はいつもスタッフに言います。
100ドリだからこそ、しっかりした対応をしよう、と。

100ドリを開催すれば、お客様は来ます。
なぜ?安いからです。

普段480円のドリンクが100円で飲めるんです。

でも。安いからといっておざなりな接客をしたり、
安いからといって適当な対応をしたりするのは絶対にあってはならないのです。

100ドリは、いつもとは違う、いわゆる、新規のお客様も来店される確率が高いです。

ですので、最初は安さ目当てで来店されてもいいのです。ウエルカムです。

勝負はここからです。

最初の来店動機は安さでも、実際に来店され、あぁ、いいお店だな。
今度は普通の日にも来てみたいな、って思ってもらえないと、100ドリをする意味がないのです。

安いけど、安いなりだったな。なんて思われたらおしまいなんです。

常連さんは、むしろ、100ドリを避けて来店される方も実は多いです。

常連さんは、安さが目当てではなく、そのお店が好きだから来店されるのです。
故に、ガチャガチャ騒がしい100ドリの日を、あえて選んだりはしません。

何でもない、普通の平日に、ゆっくり食事がしたい、と思っておられる常連さんは多いものです。



商売は、価値を売っています。

値段は、価値の対価。

お客さんがその商品に価値を見出し、その対価としてお金を払っていただいています。

その対価に対して、値打ちがあればまた来てくれるでしょう。

喜んでいただければ紹介もしてくれる。

商品とはなんだろう。

料理であり、お酒であり、接客であり、場の空気であり、雰囲気であり、気配り、心配。

価値とはなんだろう。

これは、ここでは書ききれないくらいあるはず。

値引きは、価値を下げてしまうということもあります。

商品に自信がないと思われてしまう可能性もあります。

価値を下げれば、その価値に魅力を感じて来てくれるお客さんがくるのではなく、安いという価値に飛びついてくるお客さんが集まってくる。

私たちが、来てほしいお客さんはどんなお客さんなのだろう。

そのお客さんの求める価値はなんだろう。

それを表現することが、たくさんのお客さんの笑顔を集めることになるのではないでしょうか。

100ドリは決して、安さ、だけではないのです。


今日は良い天気ですねぇ!
6月もあと2日!気合入れて行きましょう!!(*^_^*)

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