教育監査の
コラム


VOL.016 2015/06/27

おはようございます★


キッチンとホールは、「忙しい時」に、少々タイムラグがありますよね。

故に、お互いに対してイライラしてしまう時もしばしば。

何故なら、ホールがオーダーをバンバン聞いている時は、当然ホールの人間は忙しい。

その時キッチンはゆったりです。

けれど、一度オーダーを通してしまえば、今度はキッチン側が忙しい。ホール側はちょっとゆったり。

当然ホール側は、一刻も早く料理を出してほしいと思う。

けれど、キッチン側は戦争。早く出したいのは山々だけれど、なかなか。

ホールはイライラ。早く!早くして!

逆もしかり。どんどん出来上がる料理を、キッチン側は一刻も早く出してほしいから、お出迎えや、電話対応や、接客に追われるホール側にイライラ。


昔からIさんは、多くを喋りませんでした。

けれど、ポロっと発言する言葉からは、とっても考えさせられる事も沢山ありました。

私はホール、Iさんがキッチンの日。

満席で、猫の手も借りたい日。

ホール側のミスで、間違ったオーダーをキッチンに通してしまいました。

やばい。。キッチンめっちゃ忙しそう。。。なのに、速攻で作りなおしてほしいなんて言ったら。。。

ドキドキしながら言いました。「ごめんなさい。。間違えてしもた。。。第一優先でこのオーダー作りなおしてください!」

Iさんは言いました。「ほ〜い!OK〜!」

ゆる〜いゆる〜い、私がホッとするような口調で。


誰でも忙しい時はあります。
でもそれを、「私は(僕は)今、忙しいんです!!!」

という態度や表情をモロ分かりで出しちゃうと、ギスギスしてしまうと思いませんか?

そんな余裕のない仕事をしている人に、人は何かを頼みたい、頼りたいと思いません。

きっとIさんも、本当はテンパっていたと思います。

でも、あのゆる〜い口調で「大丈夫だよ〜」って言われると、あぁ、頼りになるなぁ。と心から思えたのです。

そしてIさんは、今ホールは、どれだけ大変なのかな?と、よくホールに出てきては見ていました。


自分が焦ると、周りも焦る。自分が怒ると、周りも怒る。自分が笑顔になると、周りも笑顔になる。

人は自分の鏡なのです。

今、ホールが、キッチンが、どう動き、何を望み、どうすればお互いが気持ち良く仕事ができるか。

そう考えながら、共に働く同僚に優しく、そして自分に優しく、相手に思いやりを持って仕事したいですよね!


スティーブ・ジョブズはこんな言葉を言っていました。

美しい女性を口説こうと思った時、
ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、
君は15本贈るのかい??

もしそう思ったなら、
その時点で、君の負けだ。

ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、
見極めることが重要なんだ。


本日土曜日!!楽しく、周りに思いやりを持って仕事していきましょう(*^_^*)!!

石やん、今日も美味しい焼き鳥をお願いします★

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