教育監査の
コラム


VOL.013 2015/06/24

おはようございます!
今日という日は、もう二度と戻ってきません。
だから、今日という日を大事にしていきましょう(*^_^*)


私達のお店に食事をしにきてくれる人たち。

数ある飲食店の中で、今日、私たちのお店を選んでくれたこと。

私達には、いつもの光景。
でも、その目の前にいるお客様にとっては、特別な1日なのかもしれない。

久しぶりに会えた恋人同士かもしれない。

今日が誕生日なのかもしれない。

単身赴任で、久々に外食を楽しんでいる家族かもしれない。

大事な接待かもしれない。

色んな事情があって、当店を選んでくれたんだと思います。


ある日社長は言いました。

「しえちゃん。ほら、あそこの席見てみ?そう、あのファミリー」

見てみると、幸せ家族を絵にかいたようなご家族。
お父さん、お母さん、まだ小さな子供。

「考えてもみ?あの家族がこの店に滞在している時間は、恐らく2時間くらいや。
けどな、もう二度と会わないかもしれないあの家族の、人生の中の2時間を、俺らは共有させてもらっているとは思わないか?それって、すっごく幸せなことだと思うんだ。
あの家族は、もしかしたら遠方の人で、たまたま見つけたこの店に入ったのかもしれな
もう死ぬまで、あの家族に出会う事はないかもしれない。なのに、彼らの長い「人生」という「時間」の2時間を、こうやって共有させてもらえてる。こんな幸せな仕事ってないよなぁ!」



たったひとつだけ。

たったひとつだけ、お店に来てくれたお客さんに伝えるとしたらなにを伝えますか?
たったひとつだけ、お料理をすすめるとしたらなにをおすすめしますか?
たったひとつだけ、言葉をかけられるとしたらどんな言葉をかけますか?


情報や価値観がたくさんあり、溢れているこの時代、たったひとつのことを伝えるのはすごく大変なことです。
でもやりがいもありますよね。

あなたは、お店でなにを伝えますか?
それは、ちゃんと伝わってますか。

お客様にも。共に働く同僚にも。

ここにいる皆さんの、大切な大切な「人生の時間」の一時を、私と共有してくれていることに、心から感謝しています。


今日も楽しんでいきましょう!!

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