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教育監査の
コラム
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VOL.012 2015/06/23
昔から社長はいつも言っています。(あ、やたら社長の話を書きますが、惚れてません)
「てんこ盛りサービスをしろ」と。
「電気けしたか?」「水出しっぱなし!」「冷蔵庫早く閉めろ!」
やたらうるさいのに、「てんこ盛りのサービスをしろ」って、矛盾してね?
F上がるやんけ!
そう思っていました。
社長は私にいつも言いました。そして実践させていました。
「ええかしえちゃん。今から俺、生ビール作るから、
〇番に持って行って『わぁ!席間違えちゃいましたぁ!あ。。良かったらこれ、そんじゃってください!私からのサービスです!』って言うてこい!」と。
それを1日に、何度も何度も。
ビールだけではなく、小鉢もてんこ盛り「わざと間違えたフリをして」持って行かされました。
キッチン側も、勘弁して。。。という空気でした。
でも、よくよく考えてもみてください。
その小鉢1つで、一体どれだけのF数値が上がるというのでしょう。
例え、多少の数値が上昇したとしても、たったその小鉢1つで、お客様が喜び、笑顔になり、感動し、いい店だな。また誰かを連れてきてあげたいな。って思ってもらえるなら、
数字の上昇なんて、いずれ下がっていくのです。
初心にもどる。
私たちの志事は、なんでしょうか?
何のためにこの志事にたずさわっているのでしょうか。
お客さまに笑顔になってもらうこと。
私たちも笑顔で人と接すること。
志事できること、お客さまと出会えること、この仲間と挑戦できること、今あることに感謝できること、
感動を与える場をつくる、感動を与える料理を作る、感動を与える接客を心がける、
そして、その志事に感動できる自分であること。
では、ないでしょうか?
数字を追いかけることが目的ではありません。
数字は、志事への結果です。
数字が足りないということは、
笑顔の数が少ないから、
感謝できていないから、
感動を与えられることを考えられていないから。
数字を追いかけたら、数字は逃げます。
笑顔と感謝と感動を追いかけましょう。
ヒマなときもあります。
ヒマだからこそ、忙しいときよりもお客さんと会話ができます。考える時間もできます。
みんなで話もできるはず。
数字を追いかける仕事にしないでおきましょう。
数字はあとからついてくる。
でも無視はできない。そのバランス感覚で、どれだけのことができるのか。
それがプロの志事ではないでしょうか。
今日も笑顔で。楽しみながら!!