教育監査の
コラム


VOL.008 2015/06/19

お疲れ様です!

自分の老化防止のためにも、過去を思い出し、懐かしみながら「昔話シリーズ」を今日も。

昔、社長がまだバンバン現場に入り、私たちと共に汗を流されていた頃の話。


その頃は当然、お客様からのクレームも、私は全然対応したことがなく、お客様よりクレームがあった時は、社長が全て対応してくれていました。

クレーム対応に行くとき、社長は必ず私に言っていました。

「よし、俺行ってくるから、後ろで見とけ」と。


そして、ある時期から、社長はホールに出ることを極力やめるようになり、
その代わり、何かお客様からクレームがある度、私に行かすようになりました。

最初はそれがめちゃめちゃイヤでした。
だってそうでしょう?怒られると分かっているのに行きたくないですもん。

何で私に行かすわけ?社長が行ったらええやん!社長が行った方が早く済むやん!と、ムカムカムカ。。。

けれど、クレーム対応に私が行く時、
社長は必ず「よし、しえちゃん。今から俺が言う事をよーーく聞け。そしてそれを、そのまま言ってこい」

あーで、こーで、うんちゃらかんちゃら。。。わかったか?

はぁ・・・イヤだなぁ・・・と思いながら爆キレしているお席にいき、さっき社長が言っていたセリフを、自分なりの言葉に変えながら伝えました。

すると、さっきまで般若のような顔をしていたお客様の表情が、少し和らぎ、まぁこっちも悪かったな、というような言葉が返ってきました。

そして、こんな事と同じようなことを、社長とシフトインしている時はエンドレスにやらされました。

そして、社長に指導してもらわなくとも、クレーム対応ができるようになってきました。

出来ると「さすが!」「やっぱすげーな!」

その代わり、対処できそうにないかも。。。と思った時は、「あ、そうなん?そうやな。これはしえちゃんには難しいかもな。大丈夫!俺いくわ!余裕やから!」

何ででしょう。そう言われると、はー!?行けるし!社長に対処してもらわんでも行けるし!

と、火が付いてしまうんですよね。


平凡な教師は言って聞かせる。
良い教師は説明し、
優秀な教師はやってみせる。

しかし、
最高の教師は子どもの心に火をつける。


社長の思惑通り、掌で転がされていたんでしょうね笑

けれど、根気強く、何度も、何度も、私が理解できるまで指導してくださったからこそ、今はどんなクレームも対応できる自信があります。あの経験をさせていただいた事、今ではとても感謝しています。


今日から週末です!
気合入れて行きましょう!(*^_^*)

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