教育監査の
コラム


VOL.006 2015/06/17


またまた昔話シリーズです。

M君は、入社当時から、ホトケでした。
というか、見た目もホトケです。
怒らない。本当に怒らない。

いつもニコニコ。年上にも、年下にも。

こんな事がありました。

ある日、酔っぱらったお客さん(強面のヤンキー)が、イチャモンつけてきました。

そして、その店の女性店長に手を上げようとしました。

するとその時!いつも温厚でニコニコ、誰にも怒らず、若干ぽっちゃりで動きも遅いM君が、とっさに女性店長をかばいました。

M君は、そのお客さんに殴られ、床に吹っ飛びました。


あれから、かれこれ10年弱。

M君の温厚な性格は、今も何ら変わっていません。

けれど今、彼は、1つの店舗の長として、しっかり店を守ってくれています。

自分よりも人。彼はそういう人です。

働いてくれている自店のスタッフに「ありがとう」という言葉を誰よりも投げかけ、どうすれば、みんなが楽しく、幸せを感じてくれるかを考えています。


皆さん、幸せを感じていますか?

経営理念に「沢山の笑顔と幸せを拾い集めていく」とありますが、自分が満たされたら、今度は、仲間を幸せにできるためになにができるか考える、学ぶ、聴くというのが必要。

自分が満たされていなくても、仲間を幸せにできることを手伝い、支援すれば、自分も幸せになってくる。

なにもすごいことをやる必要はないんです。
人に笑顔で接する、話を聞く、認めてあげる、ありがとうと伝える、批判せず自分の考えも伝えてみる。そんなことが支援なんじゃないかなぁ。

そして、それを素直に受けるのも大切ですよね。


もっちゃん、あの時、店長をかばってくれて、ありがとう。

今日も笑顔で楽しみましょう!!

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