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教育監査の
コラム
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VOL.003 2015/06/14
皆さん、今日もお疲れ様です!
かつて、まだ「茄子亭」という店があり、その店にアルバイトとして入った頃のことです。
小さな小さなそのお店で、私はキッチンもやり、ホールもやり、という感じでした。
全スタッフ数も、7〜8人だったと思います。
キッチンの業務を私に教えてくれたのは、大槻CAでした。
彼の仕事をいつもいつも真横で見ていました。
彼の仕事は「ザ・ダントラーの男」でした。
どういうことかと言うと、常に、いつも、「予測」をしながら仕事を、仕込みをしていました。
その小さなお店は、今思い返すと、平日だろうが何だろうが、常に満席状態で、ひっきりなしにお客様が来店される、めちゃめちゃ繁盛店でした。なので、オーダーが通ってからあれこれしていたら、当然間に合いません。
彼は、ありとあらゆる事を、先に、先に「予測」しながら、常に「もしこうだったら」「もしこんなことを要求されたら」、もし、もしも、という、先の事を見据えながら毎日段取りをしていました。そして、仕込んでおく量も、ほぼビンゴで当たっていました。
何故か。
今日のこの辺りのイベントは?今日は何曜日だからこのくらいのお客様だろう、今日は地域でこんな行事があるから、多分こんな客層の人がくるだろうから、このくらいだろう、
など、いつも、常に、その時の事だけじゃなく、毎日を「読んで」いました。
これまでやったこともなかった、牡蠣の殻開けのやり方を教えてもらいながら、彼の横で色んな事を教えてもらいました。
スピード感も、大きな価値。
インターネット、気象情報、交通情報など「速い」ことが最大の価値です。
志事でも、スピード感はすごく重要。
1日に何十人ものお客さんが来てくれます。そのうちまた来てくれるお客さん、いつも来てくれるお客さんもいることでしょう。
でも、半分以上のお客さんは、「なんとなく」「理由はなく」二度と来てくれません。お店に「わざわざ来る」価値を感じなければ…
やろうと決めたこと、アイデア、発想すべてにおいてスピード感をもって進めよう。実行しよう。
そのためにも準備は大切。準備7割。準備がスピード感を加速させる。
そのためには、「こうなるかもしれない」という予測、仮定が必要。
いつも考えてると、それができるようになる。
それがとても大切。大きな力。大きな価値!
いつしか、すぐに舵の切れない大きな船になってませんか。
私たちは、モーターボートの船団でありつづけたいですね。
すぐに舵が切れて、スピードが出せる! 船団で。
今日も1日頑張りましょう(*^_^*)